5/31/2013

イカリのえねるぎ

少しだけ落ち着いたところで、いま新しい作品作りをしているのだけど、なかなかまとまらない。ラフスケッチの中からまぁこれは違うかなと思っているものをあえて載せてみた。ただのボツとして消え去るのも少しだけかわいそうだし。

今考えていることは怒りについて。怒りの衝動に振り回されたり、そこから溢れ出るいろんな感情のせいで大事なことが見えなくなってしまうのはもちろん嫌だけれど、怒りという感情がそこにある以上、それにもやはり意味はあるのだと思うわけで。それの持つエネルギーはなかなか強いものだと思うわけで。ならばその源泉を見極めて利用できるのならば利用しようと思ったりするのです。

人から聞いた話ですが、何かに対して衝動的に怒りを感じる時、はじめの90秒は反射的に脳から怒るための物質が分泌されるので、しょうがないというか、生理的生物的現象というか、そういうものだけれど、そのあとも怒り続けるという行為は、そのはじめの90秒が終了したのちに自分でその物質を出し続けるという選択を意識的もしくは無意識的に行っているということらしい。つまりはたった90秒、その生まれてきた怒りの感情を見極めることができれば、何か違うものを感じることになるのかもしれない。

まぁ考えれば良いというわけでもないけどね。
時には本気で怒る。でも、自分の中での公正さが(社会とか立場とかそういうことよりもあくまで自分の中での公正さが)間違ってるって少しでも気づいたならば恥ずかしがらずに立ち止まる。そしてそれを認めて受け入れてしまおう。と自分に言い聞かせてみる。

さて続きを頑張ろう。




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