2/24/2015

さえない

先週末、日本でははじめてクライミングのコンペに出ました。結果はボロボロ。
もともと痛かった肘をこの一ヶ月のトレーニング中に悪化させてしまったのが、一番の敗因かと思う。人と競い合うのは性格的にはあまり好まないのだけれど、これをきっかけに強くなれればと思い登録してみて、実際準備期間中はかなり楽しく登ることが出来たし、いい経験になったのは間違いない。コンペ自体を楽しめたかというと、そんな余裕は正直言ってなかった。肘の怪我もあって、負けてもしょうがないと思っていたけれど、どんなにうまく飲み込もうと思っても、飲み込み切れないくやしさが自分の中にかなり大きく残っているらしい。頭でどう考えようと、とにかく体に力が入らず、やる気がおこらない。そもそも競い合うのを好まないのは、この負ける悔しさが嫌でしょうがないからなのだろうと思う。この悔しさは自分の中に眠る活力なのだと思う。こんな時はじっと息をひそめ、人の話に耳を傾け、自分の体を観察しながら、ちょっとした流れの変化を見逃さないようにしていると、あとは時間が解決してくれるはず。


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