8/25/2024

2024年個展 「Scattered in Space」

 




(English follows Japanese)

2024年10月に個展を開催します。

タイトル:「Scattered in Space」

会期:2024.10.19(土)〜11.2(土)

営業時間:木〜日曜日 13:00~20:00 (日曜日は18:00まで)

定休日:月・火・水

場所:Park-Studio Gallery  

東京都品川区西五反田5-24-10 

目黒駅「不動前駅」から徒歩5分。

地図はこちら 


⚫︎シルクスクリーン体験

紙や布(衣服やトートバックなど)をお持ちいただくと小さなアート(10x10cm程度)をシルク印刷する体験ができます。印刷用の絵をこちらで2、3種類ご用意します。

※時間帯や状況により行えない場合がございますので、事前にご予約いただけると確実です。


⚫︎10/19(土) 17:00〜オープニングレセプション

簡単な軽食や飲み物をご用意します。(ワンドリンクフリー)

どなたでもご自由にご参加ください。


⚫︎10/27(日) 14:00〜 対話型鑑賞会(要予約)

ファシリテーターに眞田友恵さんをお招きして鑑賞会を開催します。

※対話型鑑賞会とは、アメリカのMoMA(ニューヨーク近代美術館)で開発された作品の鑑賞方法の一つで、美術の知識ではなく、その場で感じた感想や想像を元に参加者と対話を行いながら進めるのが特徴です。要は、鑑賞者の観察や対話を通して作品を掘り下げていくわけですが、ひょんなところから作者の隠された意図に触れたり、思わぬ発見があったり、不思議な面白さがあります。必ず発言をしなければならないということはなく、他の参加者の会話を聞いているだけでもたくさん発見があります。ファシリテーター(進行役)の眞田さんがとてもわかりやすく、 ふっと発言したくなるような場を作ってくださいます。気楽にご参加ください。

⚫︎ご予約方法
下記メールアドレスまたは各種DMにて「鑑賞会予約」また「シルクスクリーン体験予約」と明記の上、お名前と参加人数をお知らせください。参加できる人数に限りがございますので、お問い合わせはお早めに。

ご予約用メールアドレス:kazutabu⭐︎gmail.comまで(⭐︎@に変えて)


前回の個展が2015。じつに9年ぶりの個展になります。その間に子供が産まれ(現在7歳)、コロナのパンデミックを経て、デジタル化やメディアのソーシャル化、そして生成AIの普及が飛躍的に進みました。作品によっては、前回の個展直後から作り始めたものもあり、社会的なものから、個人的なものまで、さまざまな体験を通して意識があっちに行ったりこっちに行ったりしましたが、なんとか細々と作り続けてきました。タイトルの「Scattered in Space」とは、空間(または宇宙)にバラバラに散らばった、または点在するという意味があります。バラバラになった思考の寄せ集めのようであり、しかし、それでもその中心にはいつも自分がいる。そのように散らかった自分の部屋の窓をたまには開放して、空気の入れ替えのようなことができたらという思いといくつかの縁がつながって今回の個展を開催するに至りました。見にきてくれた人が少しでも楽しみ、何かを感じてその後の生活に持ち帰ってもらえたら、至福の極みです。ぜひ足を運んでみてください。 -Kazu Tabu


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Kazu Tabu solo exhibition "Scattered in Space"


When: 10/19(sat)-11/2(sat)

Open Hour: Thursday-Sunday. 13:00-20:00 (Sunday close @18:00)

Closed: Monday-Wednesday 

Where: Park-Studio Gallery, 5-min walk from Fudomae Sta. on Meguro line. 

Tokyo, Shinagawa, Nishigotanda, 5−24−10

Map here!


⚫︎ Silkscreen Workshop

I will prepare for a quick silkscreen workshop. Please bring items you would like to print on, such as T-shirts or tote bags.

*about 10x10cm
*the item needs to have flat surface. Such elements as pockets may interfere the ink to be applied successfully.
*workshop may not be available depending on the time and circumstances, so it’s recommended to make a reservation to ensure your spot.

⚫︎10/19 (sat) 17:00~ Opening Reception

There will be some food and drinks. (First drink free!) 

⚫︎10/27(sun) 14:00~ Conversational Art Viewing (Japanese only)

If interested, please email or DM me.


Contact: kazutabu⭐︎gmail.com  (change ⭐︎ to @)


Looking Forward to seeing you all!


8/16/2022

キセイ

 

3年ぶりに帰省した。

せっかくの豊田だけど暑すぎるので登りはジムだけで、あとはできるだけ家族と過ごした。


初めて民泊を使って帰省してみたけど、結論から言ってとても快適だった。思っていたよりも宿泊場所が実家から遠くて、子供が夜早く寝てしまうことを考えると、どうしても夕方には実家を出なければならず、夕飯時を一緒に過ごせないし、さっさと帰ってしまう感じがして悪いなぁとも思ったけれど、何日かに分けていろんなことをすることができたし、その間距離が近すぎて疲れてしまうことも避けられた。そして、これは計算していたわけではないけれど、酒飲みの父が飲みすぎる前に帰っていたので、とても良い状態の父を見ることができた。そうなのだ、彼は酔っていなければとても付き合いやすいのだ。こう言ってはなんだが酔った父は面倒くさい。わけのわからないことばかり言うし、よく人に絡む。それにくらべ、昼間は喋りすぎないし、いつもニコニコしているし、ちゃんとしたことを言う。特に畑にいる父はとても生き生きとしていて、その父が精魂込めて作っている畑は見ているだけで力をもらえる気がする。


息子も、まるで3年前、2歳の頃に帰った時の記憶でも残っているのかと思えるくらいすぐに両親に懐いてくれた。言葉を必要としない父と息子のコミュニケーションはとても自然で、ハッとさせられるところがあった。伝えるべきは気持ちであり、言葉はそのためのツールの一つに過ぎないということを改めて実感した。


5/14/2022

5歳

 

5歳になりました。寝ている時は赤子のようだけれど、この1年でずいぶんたくましく動き回れるようになりました。

2/28/2022

かりあげ


最近の刈り上げ君とか諸々。
しばらくスケッチをしていなくて調子が上がらない時は、とにかくページを埋めるように描き続ける。すると、最初に描いた気に入らなかった絵も、気にならなくなってくる。とにかく手を動かすということが昔よりも増えた。きっと前頭葉が老化して、あまり見通してを立てて物事を考えられなくなったからなんじゃないかと思う。そのあたりは経験でカバーしていくしかないのかなぁ。



 

1/05/2022

とらとらとら


 あけましておめでとうございます。


ここ数年の干支の絵は、あまり計画を立てすぎずにその時の気分で行き当たりバッタリ感強めに描いています。

うまくいく時は、思わぬ方向に短時間で行けるという利点があるけれど、完成まで思うように時間がとれずに、間があいてしまったりすると、どんな気分で描いていたのかもよくわからなくなり、迷宮入りしてしまったり、最初の方まで戻して描き直したりして疲れる。普段の制作では時間的に難しいのであまりできないけれど、なんだか画家っぽいなぁと思ってたまにやりたくなる。


今年の抱負は「自分に甘く」でいこうと思います。

12/28/2021

やすみをやすめない

 

年末年始で2週間の休みを頂いた。といっても、家のことだとか、個人的なプロジェクトだとか、何かと動いてしまう。何もしないで休むのはあまり得意じゃない。仕事が始まったときにより気持ち良く働ける環境にしておきたい。根っからの貧乏性なのだと思う。そもそも仕事をそんなに長い間休みたいかと言われるとそういうわけでもない。仕事は好きだ。ただ仕事以外にもやっておきたいことはいつもあって、仕事が忙しくなってしまうとそれ以外が滞ってしまって、日常の流れが気持ち悪いので、休みの間にその辺りを整えて気持ち良く過ごせるようにしたい。見方によってはエンドレスに働いていて気が滅入るように思うかもしれないが、エンドレスに働けるような環境こそを求めているのかもしれない。大事なことが多過ぎて流石にエンドレスに働き続けるわけにはいかないけれど、仕事も家のこともクライミングもゲームも睡眠も食事も読書もぜーんぶがバランスよく回すためには、1日24時間とか1週間7日では全然足りない。

11/30/2021

はたらくおとこ

 


11月はよく働いた。

別々で受けていた仕事が納期変更の連鎖でぴったり合わさってしまい、しかもそのうちの一つは年に一度来るか来ないかの大仕事。思い入れが強く、物理的にも大きくて、それだけで1ヶ月はかかる。適当にやってても進まないどころか、しっかり自分と向き合って、奥の方からどろんと何かを引きずり出さなくちゃ完成しないような作品だ。

こんな時に限ってやりたいと思う仕事が次々にやってきて、気持ちを揺らす。申し訳ないけれどほとんどの仕事はお断りし、なんとか最低限に整えて挑むことにした。

納期に間に合うのか、ずっと不安だった。いつも自分に描けるのかという不安はあるけれど、短い時間で答えが出るか、もしくは納得するまでの時間の猶予がある。しかし今回は期間が長いのに、時間がなくて失敗が許されない。特に寝る前に不安の波が押し寄せてきて、その度に自分は大丈夫とおまじないのように言い聞かせてやっとの思いで眠りにつくような日々だった。なんとなくの完成イメージはあっても、いつも描いていく中で、より良い方へ、もしくは思いも寄らない組み合わせを発見したりして、なんとかイメージを固めていくので、こうすれば終わるという設計工程が自分の中ではとてもぼんやりしてる。それゆえの良さもあると思ってそうしているのだけど、途中に壁が3つくらいあって、2つの壁を超えたくらいでやっと少し安心できる。今回は2つ目の壁を超えても時間的に間に合うのかという不安が拭いきれなかった。

本当に完成してよかった。

10/24/2021

インクトーバー2021


 

今年もやってます。インクトーバー。

https://www.instagram.com/kazutabu/

インクトーバーとして、1日おきに題材を考えていると、自分の興味の範囲の狭さに改めて直面させられる。同じところをぐるぐるしている。少しでも輪を外へ押し広げようと頑張るが、気づくとぎゅーっと小さくなってくる。子供の頃、若い頃は、外への興味はもっと無限に感じられたし(実際は違ったかもしれないが)遊び心もあって、もっと軽やかに心が世界を行き来していたようにも思う。いや、気のせいか。自分のことばかりもっと考えていたかもしれない。とにかく、そのせいでいろいろ苦労することもあるのだけど、ちょっとでも外の世界に出て、思ってもいなかった繋がりに気づくと心が、ほわっとなる。スケッチはそんなふうに心を自由に柔らかく保つためのいわば頭と心の柔軟体操なのだ。


ところで、中学生の姪っ子の学校の課題で、最近自分の生きがいについてインタビューを受けたのだけど、スケッチについて答えた。仕事でもないし、趣味でもない。エクササイズ感は多少あるけれど、どちらかというと瞑想に近い。続けることで見えてくるものもあるし、忙しい時にこそやるとリラックスできたりする。時間の流れを最も自分のペースに近づけられる感じ。もしくは時間の流れを自然な形で受け入れられるというか。今となれば生きがいになっているなぁと思った。






9/30/2021

月末と欲

 

9月が終わる。10月は忙しくなりそうな予感。

って先月の終わりも思ってた。でも意外とそうでもなかったり。

ありがたいことだと思うけど、仕事がない状態より、仕事がありすぎる状態の方をいつも警戒してる。でも、それはいつも仕事があるからというより、仕事がなくたっていつも何かしらしたいことがあるから困ることはないけど、仕事がありすぎて、自分のしたいようにできなくなることの方が自分にとってはストレスになるということを知っているから。

そして、スケジュールがいっぱいで仕事を断らなければならないのも、それなりにエネルギーを使う。いや、かなり使う。


そろそろ人を雇って規模を拡大することも考えた方がいいんだろうか。でも、そのマネージメントに力や時間を使いたくないんだよなぁ。描くという時間をちょうど良く振り分けられたらそれでいいんだけどなぁ。


仕事にかかわらず、いろんな自分の欲をとにかくちょうど良く振り分けたいという欲がとても強い。そして、それにはとても強い集中力を要するような気もするし、なんとなく流れに任せて余計な欲を捨てたら、それこそがちょうど良い状態な気もする。


9/02/2021

ポストサマー

 


8月は書きそびれた。

気がつけば暑い夏はもう終わったようだ。