ラフ

作品の完成までの経過を知りたいという物好きな方もいるかも知れないと思い、載せてみることにした。といっても具体的な作業は専門的でつまらないので、もう少し前段階のアイデアとかラフスケッチを載せてみる。これはSamsaraというタイトルのついた作品で僕のウェブサイトにも載っています。たしか２年前の東日本大震災があった直後、とにかくそれについて考えていて、なんだろう、どうしてなんだろう、から始まり、人生のサイクルだとか、人生の意味だとか、妙にスケールの大きいことを考えたり、こう思えば救われるみたいな自分勝手な意味付けをしたりしているうちに、一番上の絵がアイデアとして浮かんでくる。といっても、結局のところ意味はよくわかっていなかったりで、漠然としていて、言ってしまえば、ぼぉーっとしながら描いた落書きそのもの。そして、その絵をちゃんとした形にしたいなぁと思って、そのアイデアに基づいてもう少し時間をかけてビジュアル的な方面からどうすれば絵として面白いかとか、具体的に自分はどこにいたいのかとかそういうことを考えて、違った視点とかを模索してるのが２つ目の絵。それをさらに絵として形づけたのが３つ目。実際は２つ目の段階でもっとほかにも試行錯誤するのだけどその辺りは割愛。ここまでの段階に時間をそれなりに費やすことが多いのだけど、迷わなければあっという間に終わってしまうこともあって、時間的な予想がつけにくい。そんな段階です。このつづきはまたのちほど。

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South Pasadenaで３月９日に個展をします。
LAにすむ人は是非とも見に来てください。


Kazu Tabu First Solo Exhibition 2013 in South Pasadena

When The Sun Becomes A Memory

March 9th - April 20th

Opening Reception: March 9th, 6pm-9pm

Space Art Center

1506 Mission St. 
South Pasadena, CA 91030

626.441.4788

spaceartscenter.com

Gallery Hours: 
Tue - Fri 12pm-6pm Sat 12pm-5pm