6/23/2019

家のこと


6月。ようやく日常が帰ってきたという感じがする。5月はなんだかいろんな事が宙ぶらりんで、いつも何かをやりかけのような気持ちだった。一つの大きな仕事にずっと取りかかっていたので、それが終わるまで常に中途感があったというのもあるし、注文した家具やら何やらの納品を待っていたりで、なかなかしっかりと心から休む事が出来ていなかったように思う。

ひとまず生活を取り巻く環境がぐるっとひととおり落ち着いて、ふぅっと一息つける気持ちになった。滞っていたスケッチにも手が伸びるようになり、やらなきゃいけない事を片付けるだけではなくて、自分からさて何をしようかと一歩踏み出せる気持ちになってきた。時間をまた味方につけられるだろうか。

アメリカから日本に帰ってきて今年で6年目。今回で3回目の引越し。今度こそこれからここに長く住むんだという実感を持って暮らしている。これまでは、常にどこかテンポラリー感があったというか、大きな家具や植物を買うのも控えていたし、そろそろ根を下ろしたいという思いが年々強くなっていた。そしてようやくその願いが叶い、これからしばらくはここでやっていこうと思っている。



さて、気に入った住居を手に入れ、人を家に招きたい衝動に駆られている。愛知やアメリカの友達は言わずもがなだが、東京に住む友人すら遠くて誘いづらい。だれかふらっと立ち寄ってはくれないだろうか。