9/30/2018

ナガツキ



涼しさのすぐあとに寒さが来て、また暑さが舞い戻ったと思ったら今度は台風がやって来て、なかなか忙しい気候だけれど、季節の変わり目の心が妙にソワソワする感じは嫌いじゃない。肌が変化を嗅ぎとる度に心がふわっと躍る。

子供の病気の事がひと段落して、今月は少し日常が手元に戻ってきた。もしくは、日常を取り戻そうと少し躍起になっていたかもしれない。人に会ったり、イベントに出かけたり。病院に入り浸っていた時の反動もあると思うけれど、まるで、もう自分たちを引き止めるものは何も無いと誰かに証明でもするみたいに(もちろん証明なんてする必要は全く無いのだけれど)、 とにかくよく出かけていた気がする。そしてその予定たちの間を埋めるみたいに仕事をしていた。

フィジカル的には少し疲れたけれど、充実していたし、やはり人に会うと(会う人にもよると思うけど)頭の中が多次元化するというか、考え方のシコリのようなものが少しほぐれる気がする。ただあまり多くの考えが入り込みすぎると、僕の場合、頭の中が騒がしくなり過ぎて、それはそれで困ることになるのだけれど。

改めて考えると、9月は僕らの日常にしては、少しアクティブに過ぎたかもしれない。少しはしゃいでいたのかもしれない。まぁそれもしょうがない。だっていろいろあったもの。