3年ぶりに帰省した。
せっかくの豊田だけど暑すぎるので登りはジムだけで、あとはできるだけ家族と過ごした。
初めて民泊を使って帰省してみたけど、結論から言ってとても快適だった。思っていたよりも宿泊場所が実家から遠くて、子供が夜早く寝てしまうことを考えると、どうしても夕方には実家を出なければならず、夕飯時を一緒に過ごせないし、さっさと帰ってしまう感じがして悪いなぁとも思ったけれど、何日かに分けていろんなことをすることができたし、その間距離が近すぎて疲れてしまうことも避けられた。そして、これは計算していたわけではないけれど、酒飲みの父が飲みすぎる前に帰っていたので、とても良い状態の父を見ることができた。そうなのだ、彼は酔っていなければとても付き合いやすいのだ。こう言ってはなんだが酔った父は面倒くさい。わけのわからないことばかり言うし、よく人に絡む。それにくらべ、昼間は喋りすぎないし、いつもニコニコしているし、ちゃんとしたことを言う。特に畑にいる父はとても生き生きとしていて、その父が精魂込めて作っている畑は見ているだけで力をもらえる気がする。
息子も、まるで3年前、2歳の頃に帰った時の記憶でも残っているのかと思えるくらいすぐに両親に懐いてくれた。言葉を必要としない父と息子のコミュニケーションはとても自然で、ハッとさせられるところがあった。伝えるべきは気持ちであり、言葉はそのためのツールの一つに過ぎないということを改めて実感した。