気がつけば2月はあっという間に終わり、3月も後半戦。仕事が忙しくなったり、風邪をひいたり、あんなことやこんなこともあって(詳細割愛)、とにかくいろんなことにバタバタしていたら、時間ばかりが過ぎて、少し前に思ったり感じたりしたあれやこれやがもう全然思い出せない。時間に追われていると、余計なことを考えないのである意味楽な部分もあったりするのだけれど、ちゃんとものごとを感じられる余裕がないと、自分の生きてきた軌跡のようなものが、跡形も無くなってしまうようで少し焦る。どちらにしても、いずれは自分の軌跡なんて跡形も無くなってしまうのに変わりはないはずなのだけど、しかしそれでも多少はもがきたい。
仕事は楽しい。それ自体も昔に比べたら格段に楽しくなった。たとえつらい仕事が続いても睡眠と食事さえ満足に取れていればやっていけると思えるモチベーションは増える一方だ。むしろ仕事だけで満足してしまうようになることを恐れている。という思いがある以上、仕事だけでは満足できないのだろう、とも言える。
あいかわらず取り留めのない思いであふれている。時間や愛や優越感や劣等感や嫉妬。人間なんてと思ったり、いやいやそれでも人間だってと思ったり。こうやって吐き出していることで自分の存在を残したつもりになりたいわけでもない。ああ、いいものが描きたい。結局のところそれだけなのだ。しかしそのためにはあらゆる全てが必要なのだ。