真夏日の木陰で、気の抜けた鳩の声と、今にもその辺から飛び出してきそうな近所の保育園児の遊び声を聞きながら、今日も日本は平和だなぁとしみじみ噛み締めるようにスケッチを楽しんだ。いつもよく一人でやっていることを、いつも通りのリラックスした心で(靴まで脱いで)、でもふと横を見ると、気づけばもう8回目になる美術部部員がそれぞれの場所を見つけて各々に描いている。自分の描いた絵を見てもらうのも楽しみで、またそれぞれの捉える世界を見せてもらえるのも楽しみだなぁと思いながら、黙々と描いていた。講評時、タバコの灰まで画材にしてしまうマスターの自由な創作性が特に印象的でした。
実は前夜知り合いの結婚式の二次会で、渋谷という不慣れな街で珍しく遅くまで飲んでいて、二日酔いというほどでもなかったけれど、ふわっと気の抜けた状態で、暑い陽気も手伝ってなんだか夢見心地な時間でした。
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